体のカサカサ、痒みはありませんか?

本格的に寒くなり、暖房を使用する機会が増えてきましたね。
皮膚の乾燥により粉をふいたりカサカサしたり、乾燥による痒みは生じていませんか?
本日は、皮膚の乾燥についてご紹介致します。

🌳皮膚の乾燥を引き起こす原因
加齢の変化とともに皮脂などが減少します。
・空気が乾燥しやすい秋から冬に悪化しやすいです。
・入浴時に体を洗いすぎてしまう。(ナイロンタオルなどでゴシゴシこする…など)
・アトピー性皮膚炎などの皮膚疾患、糖尿病などの内臓疾患、抗がん剤治療中の方など

🌳保湿剤のはたらき
保湿剤は、皮膚にうるおいを与えたり、水分が逃げないようにする働きをします。

<保湿剤の種類>
・保湿剤には軟膏、クリーム、ローション、泡状のものなど様々な種類があります。
使用感や、季節、乾燥の度合いに合わせてご紹介致します。
・1日2~3回塗りましょう。夜は、お風呂上りが効果的です。
・処方できる保湿剤の量は年齢などにより変わります。適切な量を使用しましょう。

皮膚の乾燥は湿疹につながる可能性があります。
皮脂欠乏性湿疹については次回記載致しますので、どうぞご覧下さい(*^-^*)

 

2018/12/26

これってイボ(疣贅)?

顔や手足にできるできもの、もしかするとイボかもしれません!
本日はイボ(疣贅)についてご説明していきます。

🌸イボとは?
医学的にはウイルス性疣贅(ゆうぜい)といい、ヒトパピローマウイルスの感染によって生じます。
触っただけでは感染しませんが、皮膚のごく小さな傷からウイルスが侵入して感染します。

🌸イボの種類


【尋常性疣贅】
お子様から大人までみられ、表面が凸凹しており手足に多くみられます。

【青年性扁平疣贅】表面が平らで直径2~3ミリで、若い女性の額や口周りに多くみられます。

【尖圭(せんけい)コンジローマ】皮膚粘膜や陰部にできる、乳頭状・鶏頭状のイボです。

🌸治療
イボの治療に効果的とされているのが液体窒素療法になります。
液体窒素で患部を瞬間的に凍らせることで、ウィルスに感染している細胞を破壊します。
また、同時に患部の周辺に炎症を起こすことで免疫細胞を活性化させ、ウィルスを排除する効果があります。
イボが沢山ある方やどんどん増えてしまう方は ハトムギ由来の漢方薬を処方する場合があります。

🌸治療のペース
患部の様子を見ながら1~2週間に1回のペースで行います。
間隔が空くとさらに大きくなったり、ウイルスが増殖することがあるため定期的に通院しましょう。

🌟ウオノメだと思ったらイボだった!という患者様が大変多いです。
放っておくと増えてしまうため、小さいうちに、且つ数が少ないうちに治療を始めましょう!

 

2018/12/10

低温やけどについて

12月に入り、夜や朝方はかなり冷え込むようになりましたね⛄
カイロや湯たんぽを使う方も増えてきているのではないでしょうか。
そんなときに注意したいのが「低温やけど」です。

<原因>
体温よりも少し高めのもの(44度~50度)、湯たんぽやカイロ・電気毛布・ホットカーペットなどに長時間触れることで起こります。
低温という言葉のイメージから「軽いやけど」と思われがちですが、熱さを感じにくいだけで皮膚の内部にはダメージが加わっているため、早い段階で適切な処置を行う必要があります

<症状>
軽い赤みや水ぶくれ・皮膚の痛痒さ・ヒリヒリするなどがあります。
また1週間~10日程で徐々に痛みが出現するため、気がついた頃には皮膚の深くまで損傷していることがあります。
そのまま放置をすると細菌感染を起こしたり、傷跡が残ってしまう恐れもあります。

🔥予防法
湯たんぽや電気毛布を布団の中に入れるときは布団を温めることを目的と考え、寝るときは布団から取り出したり電源を切りましょう。
・使い捨てカイロは用法を守り、必ず衣類の上から貼りましょう。
・靴下用のカイロは、酸素が少ない靴の中でも発熱するように開発された商品であり、靴を脱いでいる時間が長いと酸化反応が過剰になり高温になることがあるので注意しましょう。
ホットカーペットの上で長い間同じ姿勢で座っていると部分的に低温やけどする可能性もあるため、自分で身動きのできない赤ちゃんやご高齢の方には注意しましょう。
ご高齢の方は若い方に比べて熱や痛みを感じにくいため、周囲の方が注意してみるようにしましょう。

🔥もし低温やけどをしたら…
・患部にアロエや味噌、油などは塗らないでください。
・水ぶくれが出来た場合は自分で潰さないようにしましょう。細菌が入り悪化する可能性があります。

受傷した際はそのままにせずに、お早めに皮膚科をご受診ください🎄

2018/12/03

皮膚やアレルギーのお悩みに当院が全力でサポートいたします。

皮膚の病気は誰でも経験することですが、それだけに放置したり民間薬などですませたりして悪化してしまうことがよくあります。

「皮膚疾患で病院は大袈裟」「こんな症状くらいでかかったら迷惑なんじゃ・・・」と思っている方にも「通って良かった」と思っていただけるよう、私たちは気軽に相談できる街のお医者さんを目指します。

さくら皮膚科スキンケアクリニック。ご予約・お問い合わせは03-3530-3001まで。
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