水虫についてPART②~足の指が皮むけ・ジクジクしていませんか?
皆さまこんにちは(*^-^*)
今回は、皮膚の水虫についてご紹介致します。
🌸皮膚の水虫は、爪と同様で白癬菌(はくせんきん)というカビが原因で起こる感染症です🌸
☆症状
皮膚に乾燥、皮むけ、水ぶくれなどができます。
発症しやすい部位は足の指の間や足の裏ですが、陰部や体幹などにも起こることもあります(体部白癬)。
☆治療
塗り薬を1日1回、約3か月塗ります。
※症状によっては長くかかる場合があります。
途中でやめてしまうとぶり返すことがありますので、自己中断せずに根気よく続けましょう!
☆治療中に気を付ける事
①スリッパ、バスマットの共有は避けましょう。
②靴下や靴は通気性の良いものを選びましょう。
5本指靴下がお勧めです♬
③薬を塗る回数や量を増やしても、残念ながら治療期間の短縮にはなりません。
指示通りの量や回数を守りましょう。
✎お薬の使用方法は、医師や看護師がポイントをふまえて分かりやすくご説明致しますのでご安心下さいね(^^♪
🌟梅雨から夏にかけて症状が出やすい時期となります❢
サンダルなど足元が見える時期に入る前に、早めに受診しましょう(*^-^*)
水虫についてPART①~手足の爪が濁ったり白くなっていませんか?~
こんにちは(*^-^*)
あっという間に桜の時期が過ぎ、ポカポカと暖かい日が続いていますね♬
そこで今回は、夏場に向けて気になる「爪の水虫」についてご紹介させていただきます☀
☆爪水虫とは?
白癬菌と呼ばれるカビの一種が手足の皮膚から爪に広がることで爪が白くなる等の症状を引き起こす感染性の疾患です。
感染症のため他の方にはもちろん、自分の他の部位にもうつります。
☆症状
手足の爪が分厚く濁って白くなったり、爪が脆くなったり変形したりします。
上記の症状が現れている場合、白癬菌がいないか確認する為に爪の一部を削り取って顕微鏡検査を行います。
☆治療方法
外用薬と内服の治療方法がございます。
併用はお薬の過剰投与となるため、どちらか選択をして治療します。
※飲み薬で治療する場合は肝機能に負担を及ぼすため、治療開始前と治療期間中に定期的に採血検査をします。
☆日常で気を付けたい事
・毎日手足を丁寧に洗い、清潔を保ちましょう。
・他の方にうつさない為にも、靴下やスリッパ、バスマット等の共有は避けましょう。
・出来るだけ通気性の良い靴を選んで履くことも大切です。
・爪切りの後、まわりを掃除して爪が落ちていないかを確認しましょう。
🌟爪水虫は自覚症状が少ない為、放置してしまいがちです。
根気がいりますが、正しい治療をすることで完治します❢
市販薬で済まさずに、皮膚科にご相談くださいね(*^-^*)
次回は「手足の水虫」についてご紹介いたします❢
2019/04/15にきびについて②治療と日常生活で気をつけること
前回に引き続き、今回はニキビの治療と日常生活での注意点についてご紹介致します。
🌸外用薬の種類と作用
【アダパレン】毛穴のつまりを抑え、皮脂がたまらないようにします。
【過酸化ベンゾイル】アクネ菌などの増殖を抑え、毛穴のつまりを取る作用があります。
【クリンダマイシン】殺菌作用があり、炎症を抑えます。
【ナジフロキサシン】アクネ菌やブドウ球菌の複製を阻害することで殺菌作用があります。
🌸ニキビの内服薬の種類
【抗生物質】患部の炎症を抑え、悪化を防ぎます。
【ビタミン剤】皮脂分泌のコントルールを行い、皮膚の炎症を抑えます。
【漢方】ニキビが出来にくいように体質を改善します。
🌸日常生活での注意点
・ストレスの少ない規則正しい生活を心掛けましょう。
・食事の制限はありませんが、炭水化物の過剰摂取は避け、バランスの良い食事をしましょう。
・睡眠を十分取りましょう。
・洗顔のしすぎは逆効果です。朝・晩2回洗顔し、肌を清潔に保ちましょう。
・乾燥しないよう、しっかり保湿をしましょう。
💎ニキビ用のスキンケア用品の取り扱いもございます。
お悩みの方はぜひご相談くださいね(*^-^*)
🌟ニキビの治療は症状によって変わります。
また、触ったり潰したりすると、症状が悪化し瘢痕が残る可能性があります。
ニキビ跡を残さない為にも、早めに受診し治療を始めましょう❢
にきびについて①にきびの原因と種類
4月に入り東京の桜も満開になりましたね🌸
今回はニキビの原因と種類についてご紹介致します。
ニキビは皮脂腺の慢性的な炎症で「常性ざ瘡(じんじょうせいざそう)」という皮膚の病気です。
思春期ニキビと大人ニキビの二種類がありますが、どちらも皮脂が毛穴につまりニキビの原因であるアクネ菌が増殖してしまうことで発症します。
🌸皮脂がつまる原因は?
①化粧品や日焼け止め、シャンプー、洗顔料などの洗い残しによる皮膚の汚れ
②ストレスや寝不足、新陳代謝の低下、ホルモンの影響などによるターンオーバーの乱れ
③元々の肌質、糖分や油分の多い食生活、お肌の洗い過ぎになどよるホルモン分泌の異常や皮脂の過剰分泌
などがあります。
🌸種類について
思春期ニキビ:主に額から鼻にかけてのTゾーン、こめかみ、頬骨のあたりなど皮脂腺の多い部分に発生し、炎症を起こすことも多いため放置するとニキビ跡が残ってしまいます。
大人ニキビ:口や顎周りに乾燥してカサついたニキビが繰り返しでき、ストレスや生理周期などが原因であることが多いです。
また、ニキビにはたくさんの種類が存在し、進行度によって白→黒→赤→黄と患部の色が変化していきます。
1.白ニキビ(面皰)
一般的にコメドと呼ばれ、炎症はなく毛穴に皮脂や角質などの老廃物がつまった状態です。
コメドを自分で潰してしまうと、雑菌が入りやすくなったり取りきれずに残った芯からニキビが再発することがあります。
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2.黒ニキビ(面皰)
毛穴に溜まっていた皮脂が空気に触れることで酸化して黒くなった状態です。
毛穴が開いた黒い小さな盛り上がりになっています。
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3.赤ニキビ
酸化した皮脂が毛穴を塞いでしまうと皮膚の常在菌であるアクネ菌が増殖し、毛穴とその周りに炎症を起こすため赤みや腫れで痛みを伴うことがあります。
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4.黄ニキビ(膿疱性ざ瘡)
塞がれた毛穴の内部で症状が悪化し膿を持った状態です。
化膿した患部が黄色くなり、触ると痛みを伴います。
毛穴の周りの皮膚組織を破壊し、ニキビ痕として瘢痕(はんこん)ができる場合もあります。
🌟ニキビ痕を残さないためにも、白ニキビの状態から治療をすることがとても重要です!
一人ひとりの症状により治療法が異なる為、ご自身の判断で市販の薬を使う前に皮膚科をご受診ください♪
次回は「ニキビの治療法と日常生活で気を付ける点」についてご紹介していきます。