夏に増える汗疱・異汗性湿疹について

7月も終わりに近づいてきましたが、まだまだ不安定なお天気が続きますね⛅
寒暖差もあり夏風邪をひきやすい時期ですので、体調管理に気を付けましょう😄
さて、本日は夏に多い「汗疱(かんぽう)、異汗性湿疹」についてご紹介致します。

🌸症状
漢方は手のひらや足の裏などに小さな水ぶくれができたり、ふやけて皮がめくれたりします。
次第に湿疹化して、痒みや痛みが伴う場合もあります。
汗を掻くことで悪くなりやすく、夏や季節の変わり目に症状が出やすいのが特徴です。

🌸原因
皮膚の表面に出るべき汗がうまく出られず、皮膚の中に貯まってしまうことが原因の一つと考えられています。
その他にも多汗症金属アレルギーアトピー体質などが関係していると言われています。
しかし、未だに詳しい原因は分かっていません

🌸治療
痒みなどの症状が強い場合はステロイドの塗り薬痒み止めの飲み薬などが処方されます。
症状が軽度な場合は保湿剤や尿素が入った塗り薬などが処方されます。
白癬(水虫)と症状が似ている為、顕微鏡検査で鑑別が必要な場合があります。

🌟症状が悪化してくると治りにくくなるため、気になるご症状があればお早めに相談くださいね😄

2020/07/20

クラゲ刺されについて🌊🐠🐚

こんにちは(^-^)
連日の雨でジメジメとしたお天気が続いておりますね☔
これから迎える本格的な夏🌞
海開きに向けて気になる「クラゲ刺され」についてご説明致します。

クラゲの生態を知ろう!
クラゲは海水温が上昇し始める6月頃~9月頃まで数が増える時期です。
クラゲは一部を除き、触手には毒があり、この毒を持った触手が人間の体を刺します。
刺されることで焼けるような痛みを感じたり、水ぶくれ潰瘍を形成したり、
呼吸停止などショック症状を起こし溺死することもあるため危険です😖

症状
刺された場所を中心として、激しい痛み腫れ湿疹発赤がみられます。
クラゲの種類の中には、刺された場所は痛くならずに1時間以上経過してから筋肉痛や呼吸困難を生じる毒もあります。
海水浴の途中などでこれらの症状がみられた場合は「クラゲに刺された」ことを疑い、応急処置をしましょう。

応急処置
①触手を抜く
触手が残っている場合は、手袋タオルなどを使って取り除きましょう。
そのままにしておくと再度刺される場合があったり、取ろうとした指にも毒素が広がる可能性があるため、
素手で触らず早急に対処しましょう!
取る方法がない場合は、ライフセーバーの詰め所や近隣のクリニックを受診しましょう。

②洗い流す
海水で刺されたところを優しく洗い流しましょう。
真水は刺胞が活性化しさらにひどくなることもあるため、海水で優しく洗い流しましょう!

③冷やす
腫れた場所を冷やすことで、腫れや痛みを和らげることが出来ます。

これらの応急処置が済みましたら、すぐに医療機関を受診しましょう❢
複数回刺されると「アナフィラキシーショック」を引き起こす可能性があります。
一番重要なの事は、まず海から上がることです。
アナフィラキシーショックは刺された後、10分~15分後に起こる可能性が高いです。
それが溺れの原因になることがあります❢
海から上がり応急処置が済みましたら、すぐに医療機関を受診しましょう😄

治療
ステロイドの塗り薬や、アレルギー症状を抑える抗ヒスタミン薬鎮痛剤などで症状を抑えます。

🌟これから海に行く機会が増えるかと思いますが、ラッシュガードなどで肌の露出を控えたり、
クラゲが少ない海を選ぶなどをして予防し、十分気を付けて夏の海を楽しみましょうね🐠🐚

2020/07/06

皮膚やアレルギーのお悩みに当院が全力でサポートいたします。

皮膚の病気は誰でも経験することですが、それだけに放置したり民間薬などですませたりして悪化してしまうことがよくあります。

「皮膚疾患で病院は大袈裟」「こんな症状くらいでかかったら迷惑なんじゃ・・・」と思っている方にも「通って良かった」と思っていただけるよう、私たちは気軽に相談できる街のお医者さんを目指します。

さくら皮膚科スキンケアクリニック。ご予約・お問い合わせは03-3530-3001まで。
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