口唇炎・口角炎って?
こんにちは!
10月もそろそろ終わりに近づき、紅葉の綺麗な季節になってきましたね🍁
乾燥したり風が冷たくなってくるこれからの時期、唇の荒れで受診される方が少しずつ増えて参りました。
今回は「口唇炎・口角炎」についてご紹介致します。
🍁口角炎とは
唇の両端に炎症がおき、赤く腫れ皮が剥けたりかさぶたになってしまう状態です。
また、深く亀裂ができ裂けてしまうなどの症状があります。
ビタミンや鉄分不足、カンジダ感染、口紅やリップクリームによるかぶれなどが原因として挙げられます。
🍁口唇炎とは
唇全体に炎症や亀裂が起こります。
またカサカサと乾燥して皮が剥けたり唇が腫れるなどの症状があります。
口紅やリップクリームによるかぶれや乾燥による口唇の荒れが原因として挙げられます。
🍁治療
・炎症や赤みを抑えるステロイドの塗り薬
・乾燥を防ぐための保湿剤、保護剤
・ビタミン剤の内服薬
🍁日常生活で気を付けたいこと
・睡眠を十分にとり、バランスの良い食事を心がけましょう😌
・保湿剤を塗り乾燥を防ぎましょう。
また、食べ物が沁みてしまうこともあるため、食前に保湿剤を塗り保護しましょう。
・舌で舐めたり、触ってしまうと刺激になってしまい悪化の原因となりますので注意しましょう😖
🌟冬も近づき乾燥する季節になってきました。
気になる症状があればお早めにご相談ください♪
集団発生!「頭ジラミ」って?
みなさんこんにちは😊
先週は雨が続き、肌寒くなってきましたね。
本日は「頭ジラミ」についてご説明致します。
🌸原因
主に髪の毛の接触により感染します。
身体を寄せて髪の毛が触れ合って遊ぶことの多い年齢の子供たちの感染率が高いのが特徴です。
帽子やタオル等の共有でも感染します。
シラミは不潔が原因で発生するものではありません。
🌸症状
頭ジラミは頭髪に寄生し、頭皮から血を吸ってかゆみや湿疹を起こします。
髪に卵を点々と産み付けていきます。
卵は7日くらいで孵化し、成虫は2~4mmぐらいの大きさになります。
卵の抜け殻はフケと見間違いやすいですが、毛にこびりついて取れにくいのが特徴です。
🌸治療
シラミ用のシャンプー(スミスリンシャンプー)を使って、家族全員で治療しましょう。
シャンプーは3日に1回、3~4回を1クールとして繰り返し使用します。
卵を見つけたら、目の細かいクシですいて取り除きましょう。
場合によっては2クール使用する場合もあるため、1クール終わったら皮膚科で診てもらいましょう。
痒みが強い場合にはかゆみ止めの飲み薬が出る場合があります。
🌸日常生活での注意点
・シラミが落ちる可能性があるためこまめに掃除機をかけましょう。
・洗濯できるものは、洗濯前に60℃以上のお湯に5分以上漬けてから洗濯しましょう。
・タオルなどの共有は避けましょう。
🌟幼稚園や保育園・学校へ登校は可能ですが、集団感染のリスクがあるため担任の先生にはお伝えしましょう。
気になる症状があればお早めにご相談くださいね😄
爪囲炎について
こんにちは😊
暑かった夏も終わり、一気に過ごしやすい秋の季節になりましたね🍁
肌寒くなってきましたので、体調管理に気を付けましょう😄
さて今回は、爪周囲の腫れや痛みなどの炎症、「爪囲炎(そういえん)」についてご紹介致します。
🍁症状
・爪の周囲の痛み、赤み、腫れ、熱感などの症状があります。
・膿んでしまう場合もあります。
・小児や、20~40歳の女性に多い症状です。
・症状が進行すると、指先の腹まで化膿し「ひょうそう」という状態になります。
🍁原因
・爪の周囲の小さな傷や、ささくれから細菌が入り込むことによる発症。
・深爪や陥入爪が原因で、細菌が入り込むことによる発症。
・小児の場合は、指をしゃぶることや噛むことが原因で発症する場合もあります。
🍁治療
・症状に合わせて、抗生剤の飲み薬や、塗り薬を処方します。
・痛みが強い場合は、痛み止めを処方します。
・膿がたまっている場合は、排膿の処置をすることもあります。
🍁対策
・爪を深く切りすぎないように注意しましょう。
・サイズの合った靴を履き、圧迫をしないようにしましょう。
🌟症状が進行し悪化してしまうと、強い痛みが出てきてしまいます😩
気になる症状があれば、お早めにご相談ください♪