ウオノメとタコについて👟

こんにちは😊
10月も終盤に差し掛かり、一気に肌寒くなりました🤧🍁
急激な気温差による体調変化には十分気を付けましょう😌

さて今回は、ウオノメ(鶏眼)とタコ(胼胝)についてご紹介致します。
緊急事態宣言が明け、年末にかけてイベント事が多くなる時期です♪
徐々に外出する機会が増えますので、足のトラブルに悩ませれないようご説明致します!

🍠症状
【ウオノメ(鶏眼)】
手足の突出部にできやすく、皮膚の角質が厚く硬くなり芯ができます。
芯が皮膚の中にくさび状になって入り込み、圧迫により強い痛みを伴います

【タコ(胼胝)】
皮膚の角質が硬くなり厚く盛り上がった状態です。
ウオノメと違い芯がないため痛みは伴わないことが多いです。

🍠原因
・皮膚の特定の部分に圧迫摩擦など何らかの刺激が加わることによりできる。
・自分の足のサイズや形に合わない靴を履いている。
ヒールの高い靴を履く頻度が多く、一定の部分に過度に体重がかかっている。
・歩き方に癖がある。
立ち仕事をしている。
ジョギングランニングをすることが多い。

ノルディックウォーキングのイラスト

🍠治療
固くなった皮膚を専用の道具を使って削ります。
削りの処置は痛みを伴いません
大きさや、ご自身のライフスタイルによっては複数回処置が必要となりますが、定期的に(2~4週間に1回)処置をすることで徐々に柔らかくなります。
※スピール膏やイボコロリといった市販薬を使用すると、逆に悪化してしまう傾向があります。
細菌感染を引き起こし膿を持ったり、皮膚の下に血液が溜まり血豆様になる場合があります。
本来できる処置ができなくなってしまうため、市販薬を使用せず、早めの受診をおすすめします。

🌟ウオノメはウイルス性のイボと症状や見た目が似ているため、ご自分では鑑別が難しい疾患です。
気になる症状がある方は気軽にご受診下さい😌

2021/10/25

口角炎について

こんにちは😊
10月も半ばに差し掛かり、過ごしやすい気候になってきましたね🎑
今回は、「口角炎」についてご紹介致します。

🍂口角炎とは
上唇と下唇が合わさる唇の両端の口角に何らかの原因で炎症が起こるものを指します。
口角に落屑や亀裂、出血が生じ、治りかけるとカサブタが形成されます。
乾燥した状態のものから、ジクジクと湿った状態のものまで、様々な病変があります。
お子様から高齢者まで、幅広く発症します。

🍂原因
口角の「皮膚組織が脆弱である」ことと、「損傷を受けた皮膚組織に感染が生じる」ことが主な原因となります。
皮膚組織の脆弱性
ビタミンB2、B6の不足によって生じやすくなるとされています。
これらのビタミンは、皮膚や粘膜を正常に維持するために必要な栄養素であり、不足すると皮膚や粘膜が損傷を受けやすくなります。
その他、アトピー性皮膚炎乾燥肌によって皮膚のバリア機能や潤いが失われた場合にも生じやすくなります。
📝ビタミンB2、B6が不足する原因
過度なダイエットによる偏った食生活が原因となることが多いです。
その他にも、がんや胃腸障害、肝障害、糖尿病、抗生剤の服用、アルコールの多飲などでビタミンの吸収が阻害されることが原因となることもあります。

損傷部への感染
唾液や食べかすなどが貯留しやすいため、不潔になりやすく、様々な感染症のリスクにさらされています。
正常な口角では皮膚のバリア機能が作用するため、感染が起こることは稀ですが、亀裂などの損傷が生じた口角は絶好の感染場所となります。
若者では、咽頭炎や扁桃炎などを生じたときにその原因となる細菌が感染して生じることが多いです。
一方高齢者では、口内に常在するカンジダが原因になることが多く、貧血や風邪のとき、疲れが溜まって免疫力が低下しているときなどに感染が生じやすいです。

🍂症状
口角に落屑や亀裂が生じ、赤みや出血などを引き起こします。
亀裂部には比較的速やかにかさぶたが形成されます。
しかし、口角は唾液により湿潤な状態となっており、飲食時など口の開閉によってかさぶたが剥がれ、亀裂がさらに深くなることも稀ではありません。
さらに、そこに細菌や真菌が感染すると、浸出液や皮疹が現われ、完治までに時間を要することもあります。
また、口角炎は一度発症すると癖になり、同じ場所に繰り返しやすくなります。

🍂治療
感染の有無や原因菌によって異なります。
感染がなさそうな場合には、炎症を抑えるステロイドの塗り薬や、保湿剤を処方します。
また、ビタミン剤の内服薬を処方する場合もあります。
細菌感染を生じている場合には抗菌薬カンジダ感染を生じている場合には抗真菌薬が、塗り薬や飲み薬として処方されます。

🌟口角炎は食事の際にしみたり、痛みを伴うことが多く日常生活への影響が大きいです😖
なかなか治りにくいことや、繰り返すことも多いので、気になる症状がある際にはお早めにご相談下さい😌

2021/10/18

秋の花粉対策をしましょう。

10月に入り過ごしやすくなってきましたね🍂
今回は「秋の花粉」についてご紹介致します。

🍇秋の花粉の種類について
秋の花粉症の原因として多いのは、ブタクサ、ヨモギ、カナムグラなど草の花粉です。
キク科ブタクサ・ヨモギ・セイタカアワダチソウなどは、7月上旬から飛散が始まります
8月下旬から9月にかけては、特にブタクサが活発になり、河川敷などの草刈りも重なるので注意が必要です。
カナムグラはアサ科のつる草で、ブタクサよりやや遅れて9月中旬〜10月上旬に飛散量が増えます。
イネ科は初夏にピークを迎えますが、10月まで飛散します
また、2~3月に十分成長できなかったスギ花粉の一部が10月から飛散し始めます

🌟スギやヒノキのような樹木の花粉と違い、秋の花粉の飛距離は数メートルで、遠くまで飛ぶことはありません
しかしこれらの雑草は生命力が強く、河川敷や公園、家庭の庭や道路の脇などの緑地、至るところに生育します。

🍇秋はハウスダストも増える?
秋は花粉だけでなく、ハウスダストによるアレルギーも起こりやすい季節です。
家の中で症状が強くなるような場合は、花粉症ではなくハウスダストの可能性もあります。
ハウスダストとは、室内にたまるホコリのことで、ダニの死骸やフン、カビなどが含まれています。
ダニは夏に繁殖しますが秋に死んでしまうため、秋はダニの死骸やフンが増加・蓄積しアレルギーが増えます

🍇症状
・くしゃみ、水っぽい鼻汁、鼻づまり
・のどの痒み、違和感、せき、喘息の悪化
・目の痒み、涙が出る
・肌荒れ
🌟秋花粉は、粒子が小さいため気管支喘息のような症状がでる場合もあります。

🍇治療
症状に合わせて抗ヒスタミン薬やステロイドなどの内服を処方します。
症状によって点眼、点鼻薬などもお出ししています。
アレルギー検査も行っていますので、気軽にご相談ください😊

🍇花粉症対策について
草原や河川敷、土手になるべく近づかないようにしましょう
・外出の際はマスクや眼鏡、肌の出ない服装にしましょう
・帰宅後、衣服の花粉を払い落としましょう
・帰宅後、うがいや洗顔をしましょう

🌟花粉症は早期に治療を始めることで、ピーク時の症状を和らげることが出来ます✨
気になる症状がございましたら、お早めにご相談下さい🎵

2021/10/11

まぶたの痒み、カサカサ~「眼瞼皮膚炎」について~

こんにちは😊
涼しくなり、過ごしやすい日々が続いていますね✨
今回は「眼瞼皮膚炎」についてご紹介致します。

🌼眼瞼皮膚炎とは
まぶたや、まつ毛の生えぎわ目尻に起こる炎症のことをいいます。

🌼症状
かゆみを伴い、赤みやむくみ湿疹かさつきただれなどが生じます。
掻いて刺激を与えると症状が悪化し、異物感が生じることで涙が止まらなかったり
よく目が開けられなくなり、視野が狭まるといった症状が現れます。

目をこする人のイラスト(女性)

🌼原因
ウイルス細菌によるものと、化粧品や薬品動植物や化学物質の建材などのアレルギー性で起きる原因が上げられます。

🌟ウイルス細菌に感染して起こるもの→「感染性」
🌟化粧品や薬品などに対するかぶれやアレルギーで起こるもの→「非感染性」

🌼治療
感染性の場合は抗生物質による治療を、非感染性の場合はステロイド薬での治療をします。

🌟予防として、丁寧なクレンジングや洗顔しっかりと手洗いすることを心掛けましょう✨
衛生状態を良好に保つことは、治療や抑制に非常に有効的です🚿

気になる方は、お早めにクリニックにてご受診ください🥰

2021/10/04

皮膚やアレルギーのお悩みに当院が全力でサポートいたします。

皮膚の病気は誰でも経験することですが、それだけに放置したり民間薬などですませたりして悪化してしまうことがよくあります。

「皮膚疾患で病院は大袈裟」「こんな症状くらいでかかったら迷惑なんじゃ・・・」と思っている方にも「通って良かった」と思っていただけるよう、私たちは気軽に相談できる街のお医者さんを目指します。

さくら皮膚科スキンケアクリニック。ご予約・お問い合わせは03-3530-3001まで。
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