低温やけどについて
「低温やけど」という言葉を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?
低温やけどとは体温よりも少し高めのものに長時間触れることで起こり、原因として湯たんぽやカイロ、電気毛布などがあります。
一般的なやけどと異なり軽い赤みや水疱ができる程度のことが多く、1週間~10日ほどでようやく患部に痛みが出現するため、気がついた頃には皮膚の深くまで損傷していることもあります。
自己判断で放置すると、患部が細菌感染を起こしたり、傷跡が目立ちやすい状態で残ってしまう恐れもあります。
低温やけどを防ぐためにも電気毛布は就寝時に切り、湯たんぽは足元から少し離しましょう。
カイロも肌や肌着等の薄い衣類には貼らず、長時間同じ場所に当たらないようにしましょう。
やけどしてしまった場合は、水道の流水で30分以上冷やし、早めに皮膚科を受診し処置を受けましょう!