ニキビについて③【ニキビの種類】
今回は、ニキビの種類についてご説明します!
ニキビにはたくさんの種類が存在し、進行度によって白→黒→赤→黄と患部の色を変化させます。
1.白ニキビ(面皰)
毛穴に皮脂や汚れ、角質などの老廃物が毛穴に詰まった状態です。一般的にコメドと呼ばれ、見た目は赤みのない小さな盛り上がりで触るとプツプツしています。この状態を自分で潰してしまうと、毛穴が開いて雑菌が入りやすくなったり、取りきれずに残ってしまった芯からニキビが再発することがあります。
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2.黒ニキビ(面皰)
毛穴に溜まっていた皮脂が空気に触れることで酸化して黒くなった状態です。毛穴が開いた黒い小さな盛り上がりになっていて、皮膚科では毛穴のつまりを取り除く塗り薬やビタミン剤の処方を中心に、面皰圧出処置などニキビの芯を取り除く治療も行います。
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3.赤ニキビ
酸化した皮脂が毛穴を塞いでしまうと皮膚の常在菌であるアクネ菌が増殖し、毛穴とその周りに炎症を起こすため赤みや腫れで痛みを伴うことがあります。皮膚科では殺菌・抗炎症作用のある塗り薬やビタミン剤・抗生剤の処方を中心とした治療を行います。
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4.黄ニキビ(膿胞性ざ瘡)
塞がれた毛穴の内部で症状が悪化し膿を持った状態です。化膿した患部が黄色くなり、触ると痛みを伴います。黄色ニキビは、毛穴の周りの皮膚組織を破壊することもあり、ニキビ痕として瘢痕(はんこん)ができる場合があります。皮膚科では症状に合った薬を使い分けながら赤ニキビと同様の方針で治療を行ったり、面皰圧出処置などニキビの芯を取り除く治療も行います。
赤ニキビ・黄ニキビの状態になってから病院を受診される方も多いですが、白ニキビの状態から治療をすることがとても重要です!
一人ひとり症状により治療法が異なる為、ご自身の判断で市販の薬を使う前にまずは皮膚科へお越しください!
2017/11/20