とびひについて①とびひとは?
半袖になる機会が多くなり、虫刺されでご来院される患者様が増えてきました🐛
そこで本日から2回にわたって、とびひについてご紹介していきます!
〇とびひ(伝染性膿痂疹)とは??
あせも・虫刺されを引っ掻いたり、転んでできた傷に細菌が入り感染を起こすことで発症します。
とびひは人にうつる病気で、二種類に分けることができます。
・水疱性膿痂疹
皮膚の表面や鼻の中にいる常在菌(黄色ブドウ球菌)が主な原因で、水ぶくれや痒みを伴います。
目・鼻・口のまわりから症状が出始めることが多く、患部を触った手で他の体の部分を触ると症状があちこちに広がってしまいます。
お子様に多くみられる症状です。
・痂皮性膿痂疹
鼻の中や喉にいる常在菌(化膿レンサ球菌)が主な原因で、皮膚の一部に膿をもった水ぶくれができ、厚いかさぶたになります。
炎症が強くリンパ節が腫れたり、発熱や喉の痛みを伴うこともあります。
大人でも免疫力が低下していると感染してしまうことがあります。
気になる症状がある方はお早めにご受診ください。
次回はとびひの治療法や、日常生活で気を付けるポイントをご紹介致します🐜
2018/06/11