自家感作性皮膚炎

こんにちは!
今回は自家感作性皮膚炎についてご紹介致します。

🌰自家感作性皮膚炎とは?
体のある部位に生じた皮膚の強い炎症(原発巣)が悪化し、広範囲に痒みを帯びた丘疹(散布疹)が多発する状態です。
原発巣となる疾患は、接触性皮膚炎貨幣状湿疹(発疹の形が円形や楕円形で貨幣に似ている症状)の頻度が高いですが、アトピー性皮膚炎足白癬熱傷などもあります。
メカニズムは明確には解明されていませんが、元となる原発巣が適切に治療されなかったり、掻きむしったりすることで細菌感染が生じ、全身にアレルギー反応を起こすという説もあります。

🌰主な症状
原発巣の発症から散布疹の発現までの期間は5日間~数週間が多く、手のひらや足の裏に直径1mm程度の水疱が多発し、次第に膿んできます。
症状はほぼ対称的に現れ、腕や足、体幹、顔面、首の順に出やすく、強い痒みと悪寒や発熱、食欲不振などの全身症状を伴う場合もあります。

🌰治療方法
まずは原発巣に対しての治療が必要です。
細菌感染が関与している場合は抗菌薬の内服をし、散布疹にはステロイドの外用や抗アレルギー薬などを内服します。
乾燥を伴う場合には保湿剤を外用したり、入浴中にタオルで強く擦ったりしないように注意しましょう。

気になる症状がある方は、お早めにご受診ください♪

2018/10/09

皮膚やアレルギーのお悩みに当院が全力でサポートいたします。

皮膚の病気は誰でも経験することですが、それだけに放置したり民間薬などですませたりして悪化してしまうことがよくあります。

「皮膚疾患で病院は大袈裟」「こんな症状くらいでかかったら迷惑なんじゃ・・・」と思っている方にも「通って良かった」と思っていただけるよう、私たちは気軽に相談できる街のお医者さんを目指します。

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