タコとウオノメについて
春の陽気が感じられる季節になってきましたね。
本日はタコ(胼胝)とウオノメ(鶏眼)についてご説明致します。
🌸原因
どちらも手足の一定の部位に摩擦や圧迫が繰り返し加わることで、皮膚の角質が厚くなることでできます。
繰り返される刺激に対する皮膚の防御反応とも言われています。
刺激の原因には…
・足に合わない窮屈な靴を履く
・革靴やハイヒールなど底の固い靴を履く
・足の変形や歩き方
・長時間の歩行や立ち仕事
これらが関係しています。
🌸症状
【タコ】
ウオノメより大きめで、周囲の皮膚が黄色味を帯びています。
扁平であることが多く、圧迫しても痛みは少ない。
足裏やくるぶし、足の指・手指などにできやすいのが特徴です。
【ウオノメ】
大きさは小さいが円形に皮膚が硬くなり、中心に白っぽい芯があります。
圧迫すると強い痛みがあります。
足裏や足指・足の間などにできやすいのが特徴です。
※ウイルス性のイボも症状が似ている為、鑑別が必要になります。
🌸治療と予防
皮膚が厚く、固くなっている部分を専用の器具で削る処置をします。
削りの処置で痛みを抑えることが出来ます。
市販のスピール膏や鶏眼パットを貼ってトラブルを引き起こす場合もあります。
痛みが強くなる前に受診しましょう❢
タコ・ウオノメは難治性の為、定期的に病院を受診しましょうね😄
また足にあった靴を履き、そこの柔らかい靴を選ぶのもポイントです♬
気になる症状がある方はお早めにご相談くださいね(*^-^*)
2020/03/16