顔に白いプツプツ?「稗粒腫」って何だろう?
本日は顔によくできるニキビ様の白いできもの、「稗粒腫(ひりゅうしゅ・はいりゅうしゅ)」についてご説明致します。
🌸稗粒腫とは?
稗粒腫は目の周りや、顔にできる白い粒のようなものです。
直径1~2㎜程度の大きさで、袋の中には角質が入っています。
白ニキビのように見え、痛みや痒みなどがないのが特徴です。
🌸原因
・毛穴の奥にある毛包(もうほう)という袋や、皮脂をつくる腺の未発達なものに角質がたまってできます。
・汗を出す管の再生過程で管の先端が塞がってできます。
男女年齢問わずみられますが、加齢が原因の場合や、皮膚の新陳代謝が滞るとできやすいとも言われています。
🌸治療方法
当院では注射針の先で皮膚の表面に小さく傷をつけ、白色の球状物を押し出します。
出血はほとんどありません。
化膿止めの薬がついた絆創膏を貼り、帰宅となります。
絆創膏は1~2時間程度で剥がし、2~3日程度化膿止めの塗り薬を塗りましょう。
📝基本的に放っておいても問題ないものですが、
「数が増えて目立ってきた」「メイクをした際に逆に目立ってしまう」
といった外見上の問題で摘除を希望される方が多いです😊
処置は保険適応されるため、手軽にできます♪
🌟そのまま治療すると痛みがあるため、当院では麻酔のテープ剤を事前にお渡しします。
後日麻酔のテープ剤を貼ってご来院いただき、処置をします。
良性の腫瘍のため放置しても特に問題はありませんが、自然に消えることはほとんどありません。
私の顔にあるのもそうかな?など、気になる症状がございましたら、いつでもご相談ください😄