しもやけ(凍瘡)について
こんにちは😊
11月も終盤に差し掛かり、朝晩冷え込む季節になりました🤧
今回は、そんな寒暖差が激しい時期に起こりやすい「しもやけ(凍瘡)」についてご紹介致します。
🍂原因
しもやけは、寒さの厳しい真冬よりも、昼夜の気温差が激しい冬の初めや春先に起こりやすい疾患です。
一日の平均気温が5℃前後の日や、気温差が10℃前後という環境で発症しやすくなります。
「寒い」と「暖かい」の刺激が何度も繰り返され、血管の収縮や拡張が繰り返されることで血液の循環に障害が起こります。
血流が悪くなりやすい、手足の末端や耳たぶ、頬、鼻先などに多く発症します。
🍂症状
手足、耳たぶ、鼻、頬など冷たい空気にあたりやすい場所や、冷えやすい体の末端に起こりやすいと言われています。
しもやけには、大きく2つのタイプがあります。
【樽木型(たるきがた)】
患部が赤紫色に腫れあがるタイプで、子供によくみられます。
【多型紅斑型(たけいこうはんがた)】
患部に赤い発疹や、水ぶくれがたくさんできるタイプで、大人によくみられます。
🌟どのタイプでも「痛痒さ」を伴い、症状が強い場合はむくみや水ぶくれ、進行すると潰瘍になったりする場合もあります。
🍂治療
血行や痒みを改善する飲み薬や塗り薬、場合によっては体を温める漢方薬を処方します。
また、温めながらマッサージをすることで血行が改善されます。
🍂日常生活
・寒い日はしっかり防寒しましょう⛄
→手袋やマフラー、マスク、耳当て、靴下、カイロなど。
・皮膚を濡れたままにしないようにしましょう。
→濡れた靴下や手袋は、手足の冷えの原因になります。
・温かい食事を取り、入浴する事で体を内側から温めましょう🍚🍲🥢
🌟これからさらに朝晩の冷え込み、昼夜の温度差が激しくなります。
しもやけが悪化する前に、いつでもご相談下さい😌