寒い時期に増える皮脂欠乏性湿疹について

12月に入り、日が落ちるのが早くなりましたね🧶
今日は、乾燥の季節に増える皮脂欠乏性湿疹についてご紹介致します。

🌸症状
皮膚の表面の脂が減少することにより、皮膚の水分が減少した状態を皮脂欠乏症といいます。
その後皮膚は乾燥し、粉がふいた状態が目立ってきます。
次第に赤みや痒みが強くなり症状が悪化した状態「皮脂欠乏性湿疹」といいます。
ひざ下や腕・脇腹や背中などに症状が出やすいのが特徴です。

🌸原因
・秋から冬にかけて空気が乾燥する。
・体の洗いすぎや冷暖房によって、肌や空気が乾燥する。
・潤いを保つために必要な物質が年齢に伴って減少する。
・アトピー性皮膚炎などの乾燥を伴う皮膚疾患。

🌸治療
湿疹があって痒みがある場合は、ステロイドの塗り薬で治療します。
痒みが強い場合や症状によっては、抗アレルギー薬や抗ヒスタミン薬の飲み薬なども処方します。
痒みがなく、皮膚の乾燥が強い場合には保湿剤で経過をみます。

🌸日常生活について
・処方された塗り薬や飲み薬は正しく使いましょう。
・部屋の湿度を保ち、乾燥に注意しましょう
・肌着などは刺激が少ないものを選びましょう。
・ナイロンタオルなどでゴシゴシ洗わないようにしましょう。
・ボディクリームや保湿剤をこまめに塗りましょう。
・掻くと症状がひどくなるため、なるべく掻かないように気を付けましょう。
・体が温まると痒みがひどくなるため、アルコールや辛い物等は控えましょう。

🌟早めに治療すると症状が悪化しにくくなります
少しでも気になる症状がございましたら、お早めにご来院ください😄

2021/12/06

皮膚やアレルギーのお悩みに当院が全力でサポートいたします。

皮膚の病気は誰でも経験することですが、それだけに放置したり民間薬などですませたりして悪化してしまうことがよくあります。

「皮膚疾患で病院は大袈裟」「こんな症状くらいでかかったら迷惑なんじゃ・・・」と思っている方にも「通って良かった」と思っていただけるよう、私たちは気軽に相談できる街のお医者さんを目指します。

さくら皮膚科スキンケアクリニック。ご予約・お問い合わせは03-3530-3001まで。
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