マスクかぶれについて

こんにちは😊
早いもので2021年も終盤に差し掛かり、日増しに寒さが身に染みるようになってきましたね❄

今年もコロナウイルスの影響でマスクが手放せない一年でした。
今回は、そんなマスクによる「マスクかぶれ」についてご紹介致します😌

マスクによる肌トラブルの原因
【摩擦】
毎日長時間マスクを着用していたり着脱を繰り返すと、マスクの線維と肌がこすれ合い、肌の表面の角層が削り取られます。
肌を刺激から守る「バリア機能」が低下し、その結果肌荒れを繰り返します。
【蒸れ】
口や鼻から出る吐息がこもるマスクの中は、湿度が高く細菌が増殖しやすくなります。
そのため、ニキビ汗疹などを引き起こします。
【乾燥】
マスクを外すと中の湿気が一気に蒸散され、肌の水分を一気に奪われてしまい、乾燥した状態になります。
その結果バリア機能が低下し、刺激を受けやすい状態となります。
【アレルギー】
マスクには様々な素材があり、その素材に対するアレルギーでかぶれてしまったり、繰り返し使えるマスクは洗濯時の洗剤で荒れてしまう場合もあります。

症状
摩擦、乾燥による顔や耳のかぶれヒリヒリとした症状が出ます。
また蒸れによってニキビや、汗をかく季節は汗疹といった症状が出ます。

治療
かぶれがある場合は、ステロイドの外用薬痒みを抑える内服薬を処方します。
ニキビにはニキビ用の外用薬や内服薬を処方します。
乾燥を伴う場合は、保湿剤を処方します。

マスクを付けた笑顔のサンタのイラスト(クリスマス)

対策
マスクの選定
肌とマスクの摩擦が起こりにくいように、自分の顔のサイズにあったマスクを選んだり、肌にあう素材の物を選ぶようにしましょう。
マスクは清潔に保つ
使い捨てのマスクは使いまわさずに毎日交換しましょう。
また汗をかくと蒸れやすくなるため、その都度替えるようにしましょう。
洗って使えるタイプは、洗剤が残らないようにしっかり洗濯し清潔に保ちましょう。
丁寧な洗顔とスキンケア
マスクをしていると隠れるといった理由でスキンケアを疎かにせず、しっかり泡立てた洗顔料で優しく洗い流し丁寧にスキンケアを行うようにしましょう。

🌟しっかり対策をしていても、肌荒れを起こしてしまう場合もあります😖
症状が悪化する前に、お早めにご受診下さい🎄

2021/12/20

皮膚やアレルギーのお悩みに当院が全力でサポートいたします。

皮膚の病気は誰でも経験することですが、それだけに放置したり民間薬などですませたりして悪化してしまうことがよくあります。

「皮膚疾患で病院は大袈裟」「こんな症状くらいでかかったら迷惑なんじゃ・・・」と思っている方にも「通って良かった」と思っていただけるよう、私たちは気軽に相談できる街のお医者さんを目指します。

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