蕁麻疹について
こんにちは😊
連日雨でジメジメした日がつづいていますね☔
本日は、「蕁麻疹」についてご説明致します。
🍇蕁麻疹とは
蕁麻疹は、突然赤みを伴う小さな皮膚のふくらみができる疾患です。
このふくらみは、いつの間にか消えるのですが、別の場所に現れてはまた消えることを繰り返します。
また、ムズムズするかゆみをもつことが多いです。
🍇原因
蕁麻疹は、4~5人に1人が一生のうちに一度は経験するといわれています。
そのうち、7割以上の患者さんは、自発的に症状があらわれる「特発性蕁麻疹」です。
特発性蕁麻疹の原因はまだよく分かっていません。
その他に、次に挙げるような特定の刺激によって起こる蕁麻疹もあります。
・風邪薬や痛み止めを飲むと蕁麻疹がでる
・物に当たったり、ひっかいたところに蕁麻疹がでる
・特定の食べ物を食べた後に症状がでる
・日光に当たると症状がでる
・運動や入浴の後など、体が温まると症状がでる
・寒いところに行くと症状がでる
・皮膚が水に濡れると症状がでる
📝このタイプの蕁麻疹では、お薬が効きにくいこともあるため、蕁麻疹を起こす刺激を避けることが大切です。
原因を特定するために、採血やパッチテストによるアレルギー検査をする場合もあります。
🍇症状
膨疹という、蕁麻疹に特有の赤み・かゆみ・ふくらみを伴う発疹が出現し、24時間以内に消えることが多いです。
蕁麻疹の症状は、主にヒスタミンと呼ばれる物質により起こります。
何らかの刺激で皮膚の肥満細胞という細胞からヒスタミンが放出されると、血管に作用して皮膚のふくらみや赤みを、神経に作用してかゆみを起こします。
蕁麻疹は症状の続く期間によって、急性と慢性に分けられます。
【急性蕁麻疹】症状が1ヶ月以内に治まるもの。
【慢性蕁麻疹】症状が1ヶ月以上続くもの。夕方~夜間に症状が出て、悪化することが多いです。
治療には、数週間~数ヶ月以上かかることが多いです。
🍇治療
特発性の蕁麻疹は原因が分からないことが多いですが、お薬が効きやすく、治療によって治ることが多いです。
そのため、原因不明だからと諦めずに、しっかりと治療を行うことが大切です。
主に抗ヒスタミン薬という飲み薬で治療します。
症状が軽くなってきたらお薬の量や回数を徐々に減らしていきますが、飲み続けることが大切です。
ご自身の判断で急にお薬を中止しないようにしましょう。
症状がなくなっても、しばらくはお薬を飲み続けることが大切です。
先生と相談しながらお薬を飲み続けることで、蕁麻疹をコントロールしていきましょう。
📝当院では、新たに蕁麻疹の注射薬、「ゾレア」を導入しています💉
もし気になる方は、気軽にご相談下さい😌
🌟蕁麻疹はかゆみも強く、長引くと辛い病気です😖
適切にお薬を飲み治療することが大切ですので、気になる症状がある方はお早めに受診しましょう😊
口唇ヘルペスについて
みなさんこんにちは😊
8月もあっという間に終わりに近づいてきましたね🍉
本日は疲れた時などによくできる「口唇ヘルペス」について説明致します。
🌺症状
唇やその周りにピリピリ、チクチクするような違和感や痒みがあります。
その後軽い痛みを伴う水ぶくれができます。
初めて症状が出るときには、水ぶくれが沢山出来ることがあります。
🌺原因
口唇ヘルペスは「単純ヘルペスウイルス」というウイルスに感染して起こる病気です。
症状が出ている人の水ぶくれや唾液などに接触することで感染します。
水ぶくれには沢山ウイルスが存在するためタオルやコップなどを介して感染する事もあります。
🌺治療
ウイルスの増殖を抑える“抗ヘルペスウイルス薬”の飲み薬や塗り薬で治療していきます。
ウイルスが増殖している時に効果を発揮するため、症状がでたらできるだけ早く飲み始めましょう。
飲み薬を使用することで症状を軽減し、治癒までの期間を短くすることができます。
🌟自己判断で服用方法を変えたりせず、医師の指示通りに服用しましょう。
🌺再発のリスクについて
単純ヘルペスウイルスは一度感染すると、障害にわたって神経に潜伏します。
健康な時は、潜伏しているウイルスは免疫によって抑えられているため症状は出ません。
しかし、発熱や体調不良・疲労やストレスなどにより免疫が低下していると症状がでます。
🌺日常生活での注意点について
・栄養のバランスがとれた食事をとり、十分な睡眠を取りましょう。
・かさぶたは取らないようにしましょう。
・タオルやコップは共有しないようにしましょう。
・赤ちゃんとの接触はできるだけ避けましょう。
・水ぶくれは触らないようにしましょう。
・患部は清潔を保ちましょう。
🌟唇以外の部位にヘルペスができることもあります。
症状は人によって違いますが、早めに治療することで悪化を防ぐことができます。
気になる症状がある方は、早めに受診しましょう😊
乾皮症について
こんにちは🌼
まだまだ真夏の日々が続いていますね🌞
今回は「乾皮症」についてご紹介致します。
🐬乾皮症とは
皮膚の最も外側の層には脂分が存在し、これが皮膚の水分蒸発を防止しています。
この脂分が何らかの原因によって失われることで、皮膚の乾燥が生じます。
🐬症状
初期症状として、乾燥し皮膚がカサカサし、角質が剥がれ落ちてきます。
また、かゆみもわずかに生じます。
進行すると亀の甲羅のように皮膚がひび割れて赤みが生じ、かゆみはかなり強くなります。
さらに進行すると湿疹が引き起こされ、かゆみは夜中に目がさめるほどに強くなります。
🐬原因
・外気の乾燥やエアコンの使用で湿度が低下することで空気が乾燥し、皮膚も乾燥しやすくなります。
・入浴時に熱いお湯を使っていたり、入浴回数が多いと皮膚表面の脂分が洗い流されてしまう。
また、洗浄力の強い石鹸の使用やタオルの強い擦りといった外部からの強い刺激も要因です。
・その他、アトピー性皮膚炎や加齢も原因となります。
🐬治療
乾皮症の予防・治療にかかせないのは『保湿剤』といわれる外用剤です。
保湿剤は皮膚の水分が逃げないように皮膚表面をコーティングしたり、皮膚に水分を与える役割を持っています✨
保湿剤には化粧水や乳液タイプ、泡、ムース、クリーム、軟膏タイプと様々です。
季節に合わせたり、皮膚の乾燥具合、使用感に合わせて選択できます😊
🌻対策
加湿器の使用や、肌に優しい肌着(天然素材など)の着用をおすすめします!
気になる方は、お早めにクリニックにてご受診ください🥰
グリーンネイルについて
こんにちは😊
長かった梅雨も明け、熱い夏の気候が戻ってきましたね🌻
今回は、サンダルを履き足元を出したり、夏休みに入りネイルをされる方は気になる、
「グリーンネイル」についてご説明します。
👒グリーンネイルとは
・緑膿菌という皮膚に常在している常在菌がなんらかの原因で爪で増殖し、爪を緑色に変色させてしまいます。
・爪は緑色に変色しますが、特に痛みや痒みといった自覚症状はありません。
👒原因
・緑膿菌は湿っている狭い隙間から一気に繁殖します。
・ネイルをされている方に多く見られる症状ですが、されていない方でも発症する場合はあります。
・もともと爪白癬を発症されている場合は、爪が弱っているためその二次感染で発症したり、爪が剥がれている場合は爪の下から緑膿菌が増殖します。
👒治療
・ネイルアートを除去し、患部を乾燥させ、綺麗な爪が生えてくるのを待ちます。
・場合によっては抗菌薬などを処方します。
🌟グリーンネイルは二週間ほどで治癒する場合がほとんどです😌
👒日常生活
・ネイルをしている場合は、ネイルと爪の間にできた隙間を放置せず定期的にケアしましょう。
・手先を清潔に保ちましょう。
・ジェルネイルを長期間つけすぎないようにしましょう。
🌟ジェルネイルは人に感染させてしまう事はありませんが、爪の変色を無視してネイルを続けてしまうと感染が広がってしまいます😩
気になると感じたらいつでもご相談下さい😌
ひょう疽・化膿性爪囲炎について💅
こんにちは😊
毎日厳しい暑さが続いていますね💦
今回は、爪のまわりに起こる「ひょう疽・化膿性爪囲炎」についてご紹介致します。
🍧ひょう疽・化膿性爪囲炎とは
手や足の爪の周囲に急性の炎症が起こった状態で、主として細菌が感染して起こる疾患です。
爪の周囲に小さい傷があったり、指しゃぶりで指がいつも湿った状態になりやすい乳幼児、水仕事の機会が多い方や、手荒れが起こりやすい方に多くみられます。
🍧原因
以下のような、正常な皮膚が破壊された場所に細菌が入り込むことによって発症します。
・指にできた擦り傷や切り傷、爪切りの際の傷
・爪周囲のささくれ
・巻き爪(陥入爪)によって皮膚に爪が食い込んでいるところ
・指しゃぶりによる皮膚の損傷や湿潤
🍧症状
手や足の爪の周りが赤く腫れ、痛みが出現します。
痛みの性状は強く、ドクンドクンと拍動するように感じます。
また、ひょう疽では膿がたまることもあります。
🍧検査・診断
診断は、自覚症状や皮膚の変化をもとに行います。
膿がたまっている場合には、切開して膿を出し、膿を用いて原因菌を特定する培養検査を行うこともあります。
🍧治療
原因となっている細菌に対して効果のある、抗生物質の飲み薬や塗り薬を処方します。
培養検査を行った場合には、結果をもとにより適切な治療薬への変更も考慮します。
痛みが強い場合には、痛み止めの飲み薬を処方します。
🍧日常生活での注意点
爪が周りの皮膚にくい込む陥入爪は、ひょう疽の主な原因の一つです。
爪の角の部分を切りすぎてしまう事が一番の悪化要因ですので、爪の端が指の外に出るまで伸ばすことが大切です。
足の爪は丸く切らず、四角く切るようにしましょう。
🌟ひょう疽・化膿性爪囲炎は、放っておくと指先だけでなく、骨やリンパ、腱などへ炎症が広がってしまう可能性があります😖
指先に痛みや腫れがみられた際には、早めに受診しましょう😄
夏に増える足の水虫って??
こんにちは🌞
オリンピックが始まり、熱い夏がやってきましたね🍉
本日は夏に増える「足と爪の水虫」についてご紹介致します。
🍉水虫(白癬)とは
水虫とは白癬菌(はくせんきん)というカビの一種が足の裏👣などの皮膚に増殖して起こる感染症です。
白癬菌はケラチンと呼ばれる皮膚のたんぱく質を栄養源とし、温かく湿った環境を好みます。
靴や靴下で覆われ、高温多湿尾なりやすい足の皮膚で増殖しやすいと言われています。
🍉症状
【足白癬】足の裏に小さな水ぶくれや、足の指の間の皮が剥けたり、ふやけたりします。
足白癬で痒みを感じる人は10%程度で意外と少なく、ほとんどの人は痒みを伴いません。
【爪白癬】白癬菌が知足の皮膚から爪にうつることで少しずつ爪に変化が現われます。
一番多い症状は爪が白~黄色に濁り、爪が厚くなります。
そしてその爪の下がボロボロになるのが特徴です。
爪の先端から徐々に根元のほうへ拡大することが多いですが、爪の先端から縦に黄白色の筋ができることもあります。
🍧足や爪以外にも、股や陰部・手などにも感染する事があります。
🍉診断方法
症状が出ている皮膚や爪の一部をピンセットで採取し顕微鏡で検査します。
皮膚が剥けているところや、爪の一部から採取しますので、痛みは伴いません。
結果は5分程度で、すぐ分かります。
🐞この時、市販の水虫の薬などを使用していると陰性に出てしまう事があります。
1週間程度何も塗らずにご来院下さい。
🍉治療
【足白癬】塗り薬による治療を行います。
【爪白癬】塗り薬と飲み薬のどちらかを選択して治療します。
塗り薬の塗り方などについては看護師が詳しくご説明します。
また飲み薬で治療する場合は肝臓に負担がかかるため、治療開始前と治療期間中に定期的に採血検査を行います。
🌟水虫の治療は症状によっては長くかかる場合があります。
途中でやめるとぶり返すことがありますので、自己中断はせず根気よく続けましょう。
🍉日常生活で気をつけたいこと
・毎日手足を洗い、清潔を保ちましょう。
・スリッパやサンダルの共有は避けましょう。
・靴や靴下は通気性のよいものを選びましょう。
・温泉やジムの足ふきマットを使用した場合は、家に帰ったらすぐに足を洗いましょう。
🌸足や爪に水虫は自覚症状が少ないため、放置してしまいがちです😖
「足に皮むけがある」「爪が濁っているかも?」など、気になる症状がございましたらご相談ください♪
ワキの多汗症について
こんにちは🌷
ようやく梅雨が明けましたね!
いよいよ夏本番です🌞✨
これからますます汗をかく時期に入りますので、
今回はワキ汗、「原発性腋窩多汗症」についてご説明致します。
🌟原発性腋窩多汗症とは?
汗の量が多くなる原因となる病気や障害がないにもかかわらず、多量のワキ汗に悩まされる疾患です。
明らかな原因がないまま6ヵ月以上みられ、以下の6症状のうち2項目以上あてはまる場合を「原発性腋窩多汗症」と診断しています。
【原発性腋窩多汗症の診断基準】
●最初に症状がでるのが25歳以下であること
●左右両方で同じように発汗がみられること
●睡眠中は発汗が止まっていること
●1週間に1回以上多汗の症状がでること
●家族にも同じ疾患の患者さんがいること
●脇汗によって日常生活に支障をきたすこと
(日本皮膚科学会より)
🌟症状
・目安として、衣服に汗じみができる程度
・脇汗が気になって仕方がなく、日常生活にも支障が出てしまう
🌟原因
明らかな原因のない多汗症には遺伝的な要因が関わっていると考えられていますが、はっきりとした原因は不明です。
🌟治療
当院では、塗り薬のエクロックゲルの処方ができます。
エクリン汗腺(汗をつくる器官)が交感神経から伝えられる汗を出す指令をブロックすることで発汗を抑えます。
日本で初めて健康保険の適応が認められた塗り薬です。
1日1回、両脇に塗布するだけで簡単です♪
🌸市販のスプレー剤や汗取りパットなどで対策を行ってる方が多く、クリニックで治療ができることを知っている方が少ないのではないでしょうか。
治療方法は様々ありますが、手術や自費となってしまうものも多く、金銭面で諦めてしまう方が多いのも現状です。
保険適応且つ、気軽に始められる塗り薬が処方できますので、ぜひ当院にご相談ください😊
蕁麻疹(じんましん)について
こんにちは😊
連日ジメジメとした暑さと雨が続き、梅雨明けが待ち遠しいですね☔🐌
今回は、「蕁麻疹(じんましん)」についてご説明します。
🌻蕁麻疹とは?
突然皮膚の一部が赤く盛り上がり、体のあちらこちらに膨疹が現れる疾患です。
通常、数時間~1日以内で痕かたなく消失します。
特定の物質に対してのアレルギーが原因で起こることもありますが、物理的刺激や精神的ストレスなど多岐に渡り、はっきりとした原因は不明です。
🌻原因
〈刺激誘発型〉
食物、薬剤、植物、虫など特定の物質から刺激を受けアレルギーを引き起こします。
〈特発性蕁麻疹〉
体調不良やストレス、転職や引っ越しなど環境の変化といったように、はっきりとした原因が分からない場合の事を指します。
蕁麻疹の約70~80%は特発性と言われています。
✎一か月以内で消失するものを急性蕁麻疹、数か月から年単位で続くものを慢性蕁麻疹と言います。
🌻症状
突然皮膚の一部に痒みを伴う、虫刺されのような赤い膨疹が出現します。
膨疹一つ一つの大きさは1~3mm程度で、体のどの部位にも出現する可能性があります。
湿疹と違い24時間以内に膨疹は消失しますが、別の場所に出現したり、範囲が広がったり、症状を繰り返すことがあります。
強い痒みに加え、チクチクしたり灼熱感といった症状が出ます。
慢性化すると、決まった時間に出現したり悪化する場合があります。
🌻治療
抗ヒスタミン薬の内服や、痒みが強い場合は痒み止めの塗り薬の処方や注射を行います。
また特定のアレルギーが疑われる場合や慢性的に繰り返す場合は、アレルギー検査の採血を行い原因をつきとめます。
→アレルギー検査はその場ですぐ行えます♪
繰り返し悩まされている特発性の慢性蕁麻疹の方に、注射の治療薬があります❢
蕁麻疹は、何らかのアレルゲン(アレルギーの原因物質)が体内に入ると血液中の「IGE」と呼ばれる免疫グロブリンが、皮膚にあるマスト細胞を活性化させます。
それによってマスト細胞から、ヒスタミンやロイトコリエンなどの炎症を起こす化学物質が放出され発症します。
そのIGEを抑える治療薬が、「ゾレア」という注射薬です💉
ヒスタミンを作り出す根源をブロックするため、より直に働きかけます。
ご興味のある方は、ぜひ医師または看護師にご相談ください😌
🌻症状の対処法
・患部を冷やし、痒みを和らげる。
→寒冷刺激が原因と疑われる場合は避けましょう。
・衣類による摩擦や圧迫などの刺激を防ぐ。
🌟蕁麻疹は人にうつすことはありませんが、一度消失しても症状を繰り返す場合があります。
お薬の調整も難しいですが、一人で悩まずに、一緒に治療方法を考えましょう♪
いつでもご相談にお越しください😊
海水浴シーズン!クラゲに刺されたら…🌊
こんにちは😊
7月に入り、海水浴シーズンが近づいてきました❢
コロナ禍が続いておりますが、感染対策をしながら海水浴も楽しみたいですね🏖
さて、今回は海水浴の際に気になる「クラゲ刺され」についてご紹介致します。
🐬クラゲの生態
海水浴シーズンである6~9月頃は、クラゲが大人へと成長し、数も増えてくる時期になります。
クラゲの触手には、毒素を満たした袋を持つ針があります。
この針に刺されることで毒素が人間の皮膚内に注入され、様々な症状を引き起こします。
🐬症状
【局所の症状】
刺された部分を中心に焼けるような激痛が生じ、触手の触れた部位に一致して線状・帯状の発赤や腫れが起こります。
【全身症状】
強い毒をもつクラゲに刺された場合は、頭痛・吐き気・呼吸困難などの全身症状がみられることもあり、特にお子様は生じやすいです。
また複数回刺されると、アナフィラキシーショックを引き起こす可能性があります。
アナフィラキシーショックは刺された後、数分~15分程で発症し、上記の様な全身症状を引き起こします。
🐬応急処置
⓵触手を抜く
触手が残っている場合は、手袋やピンセット、ハンカチなどを使用し触手を抜きましょう。
そのままにしておくと、再度刺されてしまう場合があります。
また、抜こうとした手まで刺されてしまうことがあるため、絶対に素手で触らないようにしましょう。
⓶洗い流す
海水で刺されたところを優しく洗い流しましょう。
真水は毒素が活性化しさらに悪化してしまうこともあるため、海水で洗い流すことが大切です。
⓷冷やす
刺された部分は腫れて熱を持つため、冷やすことで腫れや痛みを軽減することができます。
📝最も重要なことは、まず海から上がることです❢
アナフィラキシーショックが溺れの原因になることがとても危険です。
海から上がり応急処置が済みましたら、すぐに医療機関を受診しましょう。
🐬治療
痛みや皮膚の炎症に対して、鎮痛剤の内服やステロイドの塗り薬を処方し、症状を抑えます。
🌟正しい知識と対処法を身に付けて、夏の海を楽しみましょう🌊🐠
日焼けは皮膚科で治療しましょう🏖
こんにちは😊
6月が終わりに差し掛かり、早いもので今年も半分が過ぎようとしていますね。
今週から7月に入りますが、いよいよ夏本番❢ということで、「日焼け」についてご紹介致します🌞👙
シミの原因となるため、早めに治療しましょう♪
🏖日焼けはヤケドの一種
「日光皮膚炎」と言い、日光による皮膚の生理的反応の強いものを指します。
海水浴やスキーなどによる過度の日光暴露後の皮膚の急性炎症で、ヤケドの一種です。
また、日焼けサロンの光源を大量に浴びることでも生じます。
🏖症状
スキンタイプにより、反応には個人差があります。
サンバーン:日光照射12~24時間をピークに皮膚が赤くなり、痛みを感じます。
ひどいものは水ぶくれになる場合もあります。
サンタン:赤みや痛みが消退し、それとともに落屑(皮膚が剥がれ落ちる)、色素沈着を残して治癒します。
🏖治療
冷湿布や、ステロイド外用薬で炎症を抑えます。
水ぶくれは故意に破かないようにしましょう。
痒みが強い場合は抗ヒスタミン薬、痛みがある場合は抗炎症薬の内服を処方します。
🏖最後に…
紫外線量は4~8月に多く、最も低い12月の2~5倍と言われています。
1日の中では10~14時が紫外線の強い時間帯です。
特に春先から夏にかけての昼前後は、皮疹の再発防止のために紫外線対策もしっかり取りましょう!!
🌟日焼けはシミ、シワの原因となります😖
しっかり紫外線対策をしていても、うっかり日焼けしてしまうことはよくありますよね。
しかし早めに治療することで、痕に残りにくくなります♪
そのままにせず、お困りの際は皮膚科へお越しください😊